兵庫ではマグロにお賽銭!?日本の珍しい正月習慣!

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年が明け早くも4日経過しますが、みなさん初詣は行きましたか?

お正月行事と言えば「初詣」がメジャーですが、日本各地では独特な正月行事を行う地域があります。

1月7日放送の「この差って何ですか?」では、そんな地域の珍しい正月行事が取り上げられます。

兵庫県ではマグロにお賽銭を貼り付ける!

兵庫県西宮市にある「西宮神社」は、商売繁盛の神様として名高い「えべっさん」の総本社。

その西宮神社ではなんと新年になると十日戎として、超巨大な冷凍マグロが奉納されます。サイズは体長2メートル越えで、重さ200キロ越え……刺身としてさばくと1,200人前以上になるほどだとか!

そして奉納された冷凍マグロは拝殿に置かれ、地域に住む方々がお賽銭を貼り付けていくのです!


そもそもなぜマグロにお賽銭を貼り付けるのか?

マグロの胴体にお賽銭を貼っていくことで、「お金が胴体(=身)につく」として、商売繁盛や金運が上がるとされているのだそう。

もともとマグロは縁起物「幸せを呼ぶ魚」として、おめでたいことがあるときに食べる地域があるようなので、なおさら金運がアップしそうですね!

そのため多くの人がお賽銭を貼り付けていき、中にはお賽銭が上手くくっつかずに悔しい思いをする人も多いんだとか…。

最後には小銭で胴体が覆い尽くされてしまうよう。

ちなみにこのマグロは十日戎が終わるまで拝殿に置かれ、終わると解体されてその切り身は十日戎の関係者へ配られます。

どんど焼きでスルメを焼く!?

さてお正月と言えばもう一つ、「どんど焼き」も思い浮かぶ方が多いですよね!

どんど焼きとは、小正月とされる1月15日お正月で飾った飾りや古いお守りなどを各家が持ち寄り、一緒に燃やすことで気持ちを新たにするという全国的にも行われている行事です。

そしてその燃やしているどんど焼きの火にあたったり、その火を使って焼いたものを食べることで「無病息災」、つまりは1年間病気怪我なく健康に過ごせると言われています。

どんど焼き自体は全国的に行われていますが、地域性が出るのが「焼くもの」。

新潟県では「スルメ」を焼いて食べるのが主流なんです!

もともと新潟県佐渡沖でスルメイカが大量にとれることもあり、その地域性からどんど焼きで炙ったスルメを「福スルメ」とも呼ぶようです。

まとめ


今回はお正月の独特な地域行事として、兵庫県の十日戎と新潟県のどんど焼きについてまとめてみました。

  • 商売繁盛・金運UPのお賽銭マグロ
  • 無病息災のどんど焼き炙りスルメ

どちらもとっても魅力的ですよね!

しかも両方海の幸が使われており、日本人がいかに海の産物と共存していたか考えさせられます。

以上お読みいただきありがとうございました!

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