初競りマグロで寿命がのびる?その理由と食べるべき初物四天王とは?

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こんにちは!

年が明けて早1カ月が経とうとしていますが、ここから旬な食べ物が今年も多く出回ると思うと今から楽しみですよね。

その中でもお正月明け1発目に毎年ニュースでも大きく報道されるのが、豊洲市場の初競り

2年連続ですが、今年も1月26日(日)19時00分~放送のザ!鉄腕!DASH!!にてTOKIOのメンバーが初競りマグロを求めて奮闘されます!

今回は初競りマグロをはじめとした「初物の由来」と「マグロ以外の食べるべき初物四天王」についてまとめてみました。

そもそも初物って?その由来は何?

まず「初物」とは「旬な時期に最初に収穫されたもの」のことで、新鮮な活気にあふれる初物は江戸時代から人々を魅了し続けてきたものです。

江戸時代はまだ今と違い食物の保存方法が限られていたからこそ、旬な時期に旬なものを食べるのが当たり前な時代です。だからこそ旬のうちにしか出回らない食材の希少価値が高まるわけです。

そんな「初物」ですが、「寿命がのびる」という由来はどこから来たのでしょう?

答えは同じく江戸時代にあります。江戸時代のとある死刑囚が「死ぬ前に食べたいものは何か」と問われたとき、少しでも処刑までの時間が長引くように、その時は季節外れな食べ物をリクエストしました。

そしてその食べ物の旬が巡るまで生き長らえた死刑囚は、旬が来てすぐ収穫された食べ物を最期に食べて処刑を迎えました。それまでの時間が75日と言われているため、「初物を食べると寿命が75日のびる」と言われています。

どちらかというと「長生きするために初物を食べた」ことから、「初物を食べると寿命がのびる」と言われているんですね。う~ん、死刑囚賢い!(笑)

物四天王まとめ!マグロは四天王ではない!

そして「初物」ですが、「初物四天王」と呼ばれる食材が4つあります。

ちなみに「マグロ」は初物四天王ではないようです!

初鰹(カツオ)

江戸時代の言葉で「女房を質に入れても初鰹」なんていうものがあったほど、初物といえば鰹です。妻を質に入れてでも…という部分からもわかるように、当時は破格の値段で江戸の人々は初鰹を入手していました。

初物の鰹はそのあと水揚げされる鰹よりも脂身が少なく、あっさりさっぱりしているのが特徴です。たたきが食べたくなりますね…。

初鮭(サケ)

秋鮭も実は初競りがあります。

マグロやカツオよりは手が出しやすいので、秋鮭は家庭に取り入れやすいですよね!

オスとおなかに生筋子が入ったメスがそれぞれ旬の秋になると初競りに出されます。

初きのこ

きのこと一口に言ってもいろいろありますが、初物できのこと言えば、「松茸」

鮭同様、秋の味覚の代表ともいえる松茸も、初物として楽しまれる食材です。

ちなみにザ!鉄腕!DASH!!では松茸も初物を食べる企画でTOKIOの城島さんが食されています

初ナス

今でこそ年がら年中食べられるナスですが、初ナスも初物四天王!

今では想像がつきませんが、江戸時代では初ナスが将軍への献上品として使われたり、賄賂にまで使われてしまうほど。

ナスを手軽に手に入れられる時代で良かった~(笑)

まとめ

今回はマグロを始めとした初物で寿命がのびると言われる由来と初物四天王についてまとめてみました。

いつでも手に入る利便性の反面、旬を意識しなくなりがちな現代生活だからこそ、「初物」を上手く取り入れながら変化ある食卓にしたいですね。

以上お読みいただきありがとうございました!

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