こんにちは!
先日閉会式を迎えたオリンピックではたくさんのメダル獲得ニュースがありましたね。
その中でもスケボーはまだとっても若い選手たちの活躍がめざましく、気になった方も多いのではないでしょうか?
スケートボード女子パークで金メダルを獲得した四十住さくら選手もこれからますます期待の選手ですよね。
まだ19歳での金メダルということで、ご家族のサポートと努力が結果に結びついているのでしょう。
そこで今回は、その気になる四十住さくら選手のご家族と、経緯や戦歴についてまとめてみました。
同じくスケボーの西矢椛選手についてはこちらもどうぞ!
四十住さくら選手プロフィール・学歴
まずは四十住さくら選手のプロフィールからおさらいしていきましょう。
名前:四十住 さくら(よそずみ さくら)
生年月日:2002年3月15日
年齢:19歳(2021年8月時点)
出身地:和歌山県岩出市(那賀郡岩出町)
所属:株式会社ベンヌ
苗字が珍しいですよね、わたしも初見で読めなかったです。
出身の小学校は岩出市立岩出小学校、そして岩出市立岩出中学校を卒業されています。
高校は和歌山県伊都中央高校を卒業されていますが、2年生まで全日制だったものの選手活動が多忙になった結果、3年生からは同じ高校で通信制へ切り替えて学業と両立されていました。
経歴・戦歴は?
四十住さくら選手が中学生の頃から、大会での優勝が増えてきています。
- 2016年 AJSA全日本アマチュアレディース部門(ストリート)優勝
- 2017年 AJSA全日本アマチュアレディース部門(ストリート)優勝
- 2018年 第2回日本スケートボード選手権大会 優勝
- 2018年 X games 銅メダル
- 2018年 アジア大会 金メダル
- 2021年 DEW TOUR 2021 スケートボード・パーク女子 優勝
- 2021年 2020年東京オリンピック スケートボード女子パーク 金メダル
「ポロ ラルフ ローレン」のスペシャルサポーターに就任したりと、優勝経験が増えて有名になったことでスポンサーも増えているようですね。
家族は両親・兄の4人家族
四十住さくら選手を支えてきたご家族はご両親とお兄さんです。
19歳でメダリストということで、その裏には家族一丸となって重ねた努力がありました。
お兄さんの麗以八(れいや)さん が競技のきっかけ
四十住さくら選手がそもそもスケボーを始めたきっかけが、年の差が13歳上のお兄さんでした。
さくら選手はとにかくお兄さんと一緒に遊んでほしい一心で、当時お兄さんがハマっていたスケボーを見ていたそう。
そこでお古のスケートボードを譲ってもらったことをきっかけに、スケボーの面白さに目覚めました。
残念ながらさくら選手がスケボーに夢中になる頃には、お兄さんは別の遊びに夢中だったそう。
なんとも微笑ましいエピソードですね。
お兄さんは大会前にはさくら選手へのエールをインスタで投稿されているので、今も仲がいいご兄妹のようです。
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ご両親は最初はスケボー反対?
意外にも最初ご両親(お父様:和次さん、お母様:清美さん)はさくら選手がスケボーの道を選ぶことに反対していたそう。
あえて厳しい練習メニューを課し、さくら選手の覚悟を試したことも。
それだけ厳しい練習メニューも楽しくこなすほど、スケボーに夢中になったさくら選手だからこそ、ご両親も本気でサポートすることができたんですね。
両親のサポートがすごい!専用の練習場も?
さくら選手の覚悟が伝わり、ご両親は自宅の庭に専用のランプセクションを作って練習環境を整備されました。
都心のように練習場が近隣にたくさんある環境ではなかったため、練習環境を整えるところも大変だったと思われます。
さくら選手の練習スケジュールが本当に凄まじく、中学生時代は午前6時半に起床し朝練をして学校へ登校、下校後は自宅前で1時間練習、塾で2時間勉強して大阪で22時の営業終了まで1時間のレッスン、さらには大阪府内で場所を変えて練習が終わると和歌山へ戻って2時前後まで練習…という、超ハードスケジュールなんです。
この移動も大変な練習ですが、運転で送迎していたのがお母様の清美さん。
県外まで毎日練習のため夜遅くまで運転してくれるお母様、本当に娘さん想いの素敵なお母様ですね。
借金覚悟で赤字になったことも?
さすがに毎日県外まで車を走らせるとなると、体力的な負担もさることながら結構な金額になりそうですよね。
調べてみたところ、当時の交通費もすごかったです。
車の年間走行距離は約5万キロ、ガソリン代と高速代は月17万円になることも。
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/1359885/
移動だけで月17万円!
まだスポンサーなどもつかない時期だったので、家計が苦しくなるのも納得です。
住宅ローン返済のための貯蓄や学資保険を取り崩すことで遠征費に充てて、お父様はさくら選手の競技のため借金まで覚悟していたほど。
よっぽどさくら選手を信頼していないとできないですよね…!
その後2020年には「吉村秀雄商店」という地元の酒造会社が、さくら選手の自宅近くにある倉庫1棟を無償で提供され、倉庫内に複数の湾曲面があるさくら選手専用の練習場「サクラパーク」が完成しました。
地域からも応援されながらメダルを勝ち取った選手なんですね。
まとめ
今回は東京オリンピックのスケートボード女子パークで金メダルを獲得した四十住さくら選手についてまとめてみました。
ご家族と地域の方のサポートがあったからこそのメダル獲得と思うと感慨深いですね。
これからの活躍も楽しみです!
以上お読みいただきありがとうございました☆
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